もうすぐ仕事辞めるかも、となったら知っておきたい制度

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新型コロナの影響で勤めている会社の業績が悪化し
ボーナスカットになったり
派遣切りにあったりして
会社を辞めることになったという話を周りからも聞くようになりました。

会社を辞める時って次の仕事が決まっている時はそう焦らないけど
急に辞めることになると、時期によってはなかなか転職先が見つからない、どうしよう、、となることも多いです。

そこで今回は会社を辞めた時に使える制度をご紹介します。

雇用保険

雇用保険はいわゆる失業保険で

基本的には前職で1年以上雇用保険に入っていた人が対象です。
自己都合で退職した場合は
雇用保険が支給されるまで3か月の待機期間があり
すぐにお金が出るわけではないので注意です。

一方、会社都合、
例えば解雇されえたとかなら待機期間はありませんが、
時々
「自分は会社都合で辞めたと思っていたけど、書類上はそうじゃなかった」
という話も聞いたりするので

退職したらなるべく早く離職票をもらって
それを手に自分の住所を管轄するハローワークに行き、
自分が雇用保険の対象者なのか、
いつからいくらくらいもらえるのか確かめましょう。

再就職手当

雇用保険を受けている途中で、
就職が決まった時まだ一定の雇用保険が残っている場合、
再就職手当がもらえる可能性があります。
この場合ハローワーク経由で就職をした場合に限られることもあるので、注意しましょう。

公共職業訓練に通う

雇用保険って自分から辞めた場合は支給されるまで3か月待たないといけないし、
年齢や在職期間によりますが、
そもそも3か月くらいしか支給されない人も多いです。

そこでおすすめなのが公共職業訓練に通うこと。

特にこれまでと全然違う職種に転職したいけど
資格や経験がない、、、
そういう時は職業訓練で取れる資格もあるし、
(例えばIT系、住環境コーディネーター、簿記関係などいろいろです)

受講費も無料です。

詳しくはこちらのサイトで確認できます。
厚生労働省ハロートレーニング
何よりも
公共職業訓練を受けている間は雇用保険が出るので
待機期間中に訓練がスタートすれば
予定より早く雇用保険がもらえるし、

職業訓練は普通は6か月くらいが多いので
もともと3か月しかもらえない予定だった雇用保険を延長してもらえるケースがあります。

就職の支援もしてもらえるから
退職予定でこれからどういう仕事をしようか、、と迷っていたら
公共職業訓練を受けることを選択肢に入れてみては。

ハロワは毎年この時期から4月くらいまですごく混みます。
時間に余裕をもって行きましょう。

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