「子供と一緒にいる時間が欲しいから会社を辞めてフリーで働きたい」
「ブラック企業を辞めたいけど、年齢的にも就職するのが難しい。」
最近そういう声を周りからよく聞きます。
副業やりたい人がどんどん増えてきている感じだけど
実際にはどのくらいいるのかなと思って今日は調べてみました。
厚生労働省の「フリーランス白書２０１８」によると日本で現在フリーランス（副業兼業含む）は1000万人余りいると言われていています。
これは国内でよく6分の1に当たると言うことで、予想していたより結構多いですね。
ただこれは在宅ワークという形態に限らず、
「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る
人
ということです。
アメリカではフリーランスの割合がもっと大きくて、２０２７年にはフリーランス人口が過半数になると言う予測が出ているんです。
フリーランスのメリットフリーランスのメリットってやっぱり時間が自由になるところですよね。
他には自分の力次第では雇われている以上のお金が得られるところも大きな魅力でもあります。
後は自分の専門的な技術とか知識があったらそれだけを仕事としてすることができて、雇われているときのような人を管理したり雑用したりするような仕事が発生しないと言うところも大きな魅力です。
フリーランスのデメリットというとやはり安定しないと言う事ですね。
そして収入が安定しないとやはり自分の精神的な安定も得られない、ということで一度フリーになってまた会社員に戻る人もいます。特に家族を養っている人だったら責任がより大きいから、安定を取り企業に転職する人も周りには多いです。
また時間が自由になると言うのはメリットも大きいんですけれどもデメリットもあって、生活が不規則になると言うこともデメリットだと思います。
何にも制約されるものがないと、昼夜逆転になったりして健康上も良くないですよね。
それから健康保険とか厚生年金とかそういった保険、年金がないので自分で自分の将来について設計しておかなければいけないこともデメリットだと言われています。
フリーランスの収入について大体どれくらいの収入を得ているかということについても統計が出ていました。
1番多かったのは年収で300万～500万未満が30.2%、
次に多かったのが500万~800万未満で22.8%、
私が考えていた以上にフリーランスの収入は結構多いなぁっていうのが感想です。
ただこれはフルタイムのフリーランスで月の平均勤務時間が140時間以上の人と言うことでした。
主婦でお小遣い稼ぎというよりは、専門的に独立している人というイメージなのかも。
ところで、「フリーランスって興味あるけどどうやって仕事がもらえるの？」ということに関しても統計が出ていました。
この統計によると「知人の紹介」など過去の人脈から収入を得ているという人が39.1%で1番多かったです。
次に多かった「過去と現在の取引先」を合わせてると70%近くになっているので、大体自分が今までの自分の実績などをもとに収入を得ている人が多かったです。
他には「自分自身でホームページを作ったりSNSで宣伝したりして収入を獲得している」というのが10.7%でした
過去の人脈とか取引先から仕事を得ている人は、もちろん過去と同じ仕事をしているということなので、これから新たに何か仕事をするという時は自分でＰＲするしかないですものね。
会社に勤めることなくフリーランスという形態で仕事をしている人は、予想以上に多く日本で１０００万以上いるけど、その中には過去の実績をもとに仕事をしている人が多い、
これから新たにフリーの仕事をしようという人は、自分で宣伝して収入を得るスキルが必要なんですね。